2010年11月21日日曜日

高橋恭司さん

今日 営業も終盤にさしかかった頃 その人は ひょっこり現れた。

彼女と共に。


水色の山高帽。20cm位伸びた顎鬚 GジャンにPEACEマーク 太めのカーゴパンツ


以前会った時はオーバーオールを履いていた。


年齢は50歳になったらしい。


職業 写真家


限りなくピュアに 自分で撮った写真を売って生活しようとしている。


カメラマンの世界ではカリスマである。


知り合ってからどれ位経ったのだろうか?

10年以上前だと思う。定かではありません。

90年代後半の頃 写真に興味を持ち始めた僕はその人の存在を知った。


会って友達になりたいな~と思っていたらアッサリ知り合い 今に至っている。


ご飯をご馳走になったり


暗室に入れて貰ってプリントする姿をずっと見せてもらったり


撮影に連れていって貰ったり


写真集を作る現場に連れていって貰ったり


この人のファンが聞いたら羨ましがられそうな経験をいっばい させて貰った。


あっそうそう


出来立ての全紙サイズのオリジナルプリントを見せて貰って自然に涙が流れた事もある。

何故流れたかはわからないが。

後、その人からはいろんな事を教えて貰った。


その中で一番僕の中に残っている事


それは「よく見る事」


説明するのは難しい。


美容の仕事をする上で役にたっていると思っている。


まあ、そんなカリスマが


「近くに来たから 寄った」


と、来てくれて僕はビックリして嬉しかった。


次のお客様に入るまでの間 話しまくった。


当然写真の話し。


最近は小さな写真集を頻繁に発表している。


どうやら また新しい写真集が出るらしい。


その 出来立てホヤホヤの小さな写真集を見せて貰った。


僕のストライクゾーンな写真がそこにあった。


オマケに詩まで付いている。


小さな写真集二冊と小さな詩集一冊


ハッキリと写って無いがよく写った写真


センチメンタル? メランコリック?


切なさ?でもそこまで重くない。


35mmフィルムとライカで撮った写真。


これがバイテンだと どしっとくるんだろうなー。


10分位話して 僕はその三冊を買っていた。


無意識のうちに。


買わされていた????


写真集のタイトルは「6枚の写真」 「五枚のポラロイド」 「青い⁇?の、空に」達筆すぎて読めません。

photo:01


と、若木信吾さんとやる写真展のDM付き


近くに来たからって言ってたけどな~


まあ、良いか。


奥さんに見つからない様にしよう。


また一つ教わった。


自らを売りに行くコトを。


カリスマには頭が上がらない。


オトッピ








iPhoneからの投稿


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