2016年3月26日土曜日

50回目の誕生日

こんにちは 原宿の美容室 imaii scaena × colore 今回のサロンブログ担当の石原 治和です





ヘアースタイルを考える上で 参考にしたり





インスピレーションを受けたモノや人にフォーカスして紹介したいと思います




第7弾になる今回は




そうですね〜




丁度 担当日が僕の50回目の誕生日ということで




今日までの自分を振り返ってみたいと思います




まあ 自分史を書くみたいな大袈裟な物じゃなく



何となく 今日まで来ちゃったな〜的な緩さで書いてみたいと思います。




丁度 50年前の1966年3月25日 福井県で生まれました



まあこの写真は数ヶ月か1年くらい経ったモノかもしれませんが 




見て分かる通り つるっぱげです








その後 妹が出来 従姉妹は見ての通り ほとんど女子



いわゆる 女系な家系に生まれた長男坊でして



おっちょこちょいで お調子者



気が小さいくて泣き虫で我儘なガキで




従姉妹達に良い様におちょくられ ある意味かわいがられた子供でした。



典型的な 田舎のダメダメ長男坊というやつ




小 中学はすっ飛ばして



高校時代は商業科というクラスメイトが殆ど女子という環境を選んだおかげで



奇跡的にモテたような気がしたというか 



ただ モテたと思っていただけかもしれなくて あれは錯覚だったのかもしれません



まあ 先輩方 後輩達 そして同級生にめぐまれ50歳になった今でも



仲良くしてくれる仲間がいることに感謝しています


これは 高校時代だけに限った事ではなく


小、中校の同窓生にもいえることです





で、高校を卒業してから美容師人生が始まる訳ですが




まあ これが もう 波瀾万丈といいますか 



浮き沈みの激しい 世知辛い世の中をなんとかここまでこれましたという感じなんですよ



美容師になりたてのころはね〜



ちょっとはキラキラしてたような気がするんだよな〜


どうですか シャンプーボウイの頃(1店舗目のころです)


まだ初々しさと田舎者の感じがありますね(笑



この写真は美容学校のスクーリングの時の写真なんだけど


この頃はもう2店舗目に移っていて


芦屋という高級住宅街にある高級サロンで働いていて


今まで経験した事が無い様な世界を垣間みたんですよね

これがその頃です


バブル真っ只中!!



いや〜本当に凄い世界でした



しかし この頃は 髪ちゃんとあったな〜



笑える位



で、3店舗目でimaiiにお世話になる訳です


1988年 10月から imaiiのジュニアサロン ciao bambina勤務









今まで体験した事がない事を沢山やらせてもらいました




そりゃー失敗だらけでめっちゃくちゃ怒られ 挫折感満載でしたが



それにも増して若さと勢いだけで突っ走りましたね〜


練習そこそこ 遊んでばっかりでしたけど(笑






本当に遊びましたね〜


でも そのころ知り合った仲間も僕の財産なんですよね


写真に写っている人達だけでなく 他にも沢山いて


その人達から 凄く刺激と影響を受け


めっちゃくちゃいろんな体験をしたな〜って思います


感謝感謝!! 



で、時代は90年代に入り 



自分は30代に突入するのですが



まあ この時は 本当に”やさぐれ”ていました






周りの美容師さん 友達 同僚 



もう何処をとっても



周りがよく見えて  「隣の芝生がよく見える」ってやつですか



負け犬感満載で ダークゾーンにどっぷりという感じでしたね〜







これ この感じ


美容師として自信がなかなか持てなくて



でも 頑張らなくてはけない このままではいけないって


焦るというか



なかなか ダメな自分を受け入れられなくて 藻掻きましたね〜




まあ その頃から写真を趣味で撮り始めるのですが



ある意味 リハビリ的でもあり 逃げでもあったのかもしれませんね



いろんなところに写真を撮りに行きました


全く美容とは無関係だったかもしれないけど


それは それで良かったと思っています.




で 90年代の後半に結婚して



2005年に双子の親父になるんです。



僕が父親か〜って 嬉しさ半分 不安半分


その気持ちは今も変わりませんが


やるしか無いじゃないですか〜



こんな感じで ざっくりですが 波瀾万丈 のらりくらり 流れに逆らったり乗ったり


もう よくわかりませんが


なんとかここまでこれました


でも


欲深いというか



満足した訳ではありません




まだまだ 前に 前に と、思っています



20代の頃のスピードと勢いとはいきません


50代のスピード感で


シンプルに いきたいと思っています。



大切な事は


お客様の幸せ



スタッフ、仲間の幸せ



家族の幸せ


それが自分の幸せ


いや〜かっこつけてるな〜(笑



今回も音楽を聴きながらこのブログを書いています

イェ〜イ 楽しくなってきましたね〜



imaii scaena×colore

石原 治和

















2016年3月9日水曜日

ロウファイな気分だったあの頃「BeckHansen]編

こんにちは 原宿の美容室 imaii scaena×colore  今回サロンブログ担当の石原 治和です






ヘアースタイルを考えるとき 参考にしたり





インスピレーションを受けた人やモノを紹介したいと思います





第6弾になる今回 お届けするのは 「Beck Hansen」編です




Beck Hansen 


1970年 7月8日生まれ




90年代 オルタナティブロックを語る上では欠かせない本当に独創性があるアーティスト




一番の注目は発表するアルバムごとにキャラが変わる。




BECKぽさを残しつつも 新しい事に新しい事にチャレンジする姿勢は自由に音楽を愛している証拠。




ここでアルバム一枚一枚の批評はさておき





BECKのどこに影響を受けたかって事なんだけど





1994年発売 「Mellow Gold」

グランジロックのカリスマ NIRVANAのKurt Cobainが天に召される1ヶ月前




入れ替わりを予言されていたかの様に発表されたこの曲「Loser」







間の抜けたスライドギターのリフがヒップホップ感覚でループされる





へろへろなだらしない感じの若者が支離滅裂な言葉を吐き出す

I’M A LOSER BABY, SO WHY DON'T YOU KILL ME ?
   オレは負け犬だゼベイビー、さあオレを殺してみろよ?
   I’M A LOSER BABY, SO WHY DON'T YOU KILL ME ?
   オレは負け犬だゼベイビー、さあオレを殺してみろよ?」










ラップぽいけどふざけてる感じ 音質もいまいち




でも当時はロックとヒップホップのミクスチャーの成功例も少なく




フォークギターの荒々しい演奏のロウな音源のサンプリングなんて当時誰もやってなかったし斬新だった




初めて聴いた音楽といっても良かったかも




それまではちょっと分かりやすい感じの音楽ばかり



BECKの音はひねくれていた。



そんなグランジやオルタナティブロックのようないびつで崩れた表現に当時の僕は気分的に引きつけられたんですね




ここで簡単な世代論をはさんで話しますね





僕自身はバブル世代なんだけどそれに乗り遅れた人なんです





バブルを経験した記憶が無い





カリスマ美容師ブームにも乗れなかったし





BECKの音にシンパシーを感じる人達って「団塊ジュニア ロスジェネ世代」なんですね




僕より少し下の世代






団塊 バブル世代の様に昔は良かった的な経験が無いから「負けた」という思いが強い人達。





90年代 当時 僕も周りの勝ち組美容師さん達や同世代の友達から取り残された気分になっていたんですね





僕より少し下の世代の人達と価値観や気分が似ていた。




まあ見てください90年代の私 ちゃーんとやさぐれてましたから


恥ずかしい黒歴史と言ってもいいですね〜




まあ 封印というてもあったのですがこういうふうに書き出して自分が受け入れて行くのって大切かな〜とも思ってまして。




話戻しますね




で ここで「Lo-Fi ロウファイ」というキーワード



音の品質が悪い事を表す言葉なんだけど




BECKの音作りがまさにロウファイ




メジャーなアルバムは程よく洗練させてありますが





94年当時 インディーレーベルから発売された2枚のアルバムは









粗雑な録音環境と技術の拙さっぷりと捨て鉢なヘタウマテイスト






メインストリームの感覚とズレてて 世間の人達が良いという感覚には関心が無い




というかわざとそっぽを向く感じ




コダワリもあるが方向性はマイノリティー的。




辛気くさく だるいとか覇気がないとか 




適当感満載!!



そんな 気分が僕にピッタリきちゃったんです




ギラギラしてマッチョな感じはしんどかった



ただただ ダラダラしたかった




したかったというかそんなポーズが心地よかった。




頑張らないフリというやつ




まさしく未だ言われる「石原さんて本当に適当だな〜」っていうやつ





90年代 モヤモヤ負け犬気分の僕が精一杯つっぱって




頑張らないフリを頑張ってやっていた



実はそんな負け犬気分が当時カッコイイとも思っていた 



だからそんなロウファイな気分でヘアスタイルの作品なんかも創っていたわけなんです




気分でというよりも ”ロウファイな気分に見える様に”つくっていましたね
 




不思議なもんでそんなロウファイな気分も





歳を重ね いろんな事を経験していくと





少しばかり洗練されて味みたいな物が出てくる様な気がするんですよね





これ去年の作品です







まあ 適当感満載は変わらないですけどね 





Beck Hansenさんも歳を重ねアルバムを発表する度 代名詞だった「負け犬]感も時代と共に洗練されて新しい感じになっていくわけです 天才と言われる人は違いますね〜 





僕も自分の価値基準を大切にしながら時代と共に洗練 変化し続けて行きたいですね




ははは 



今回もレコード聴きながらこのブログを書いていますよ〜





いや〜音楽と美容業って最高ですね〜



めっちゃ楽しくなってきました〜




石原 治和